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よくわかるパキスタン情勢、ブット元首相への自爆テロ

ベーナズィール・ブットーパキスタン元首相、イスラーム諸国家における初の女性首相。

父は元首相のズルフィカール・アリー・ブットー。オクスフォードで学ぶなどいわゆる西洋的な考えを持つ。

父親の監禁と処刑を経てパキスタン人民党(PPP)の党首に。PPP は社会主義インターナショナルに加盟する左派。

彼女はパキスタンで三番目に多いシンド(スィンド)人13%(一位パンジャーブ人56%、二位パシュトゥーン人16%)

シンドとはパキスタン南部のシンド州(州都、カラチパキスタン最大の都市)なおカラチはシンド州の州都であるがPPPの支持基盤ではない。というのもカラチにはパキスタン分離独立で移住してきた民、ムハージル (避難民)が主

このムハージルはMQMムハージル民族運動(1984年結成)から彼らの内でムハージルだという意識が芽生え始めた。それは土着のシンド、パンジャーブ人との確執が原因だ。これはシンド人のシンド語に対してウルドゥー語も州の公用語(ムハージルはウルドゥー語、ウルドゥー語は現在パキスタンの国語であるが母語にするパキスタン人は全人口の一割以下)とする決定(1972年首相はズルフィカール・アリー・ブットー)などの背景がある

MQMハイデラバード (パキスタン)の中心部「パッカー・キラ」での警察による大規模な制圧作戦(1990年5月)以降政府によって鎮圧される存在になっていった

現パキスタン大統領のパルヴェーズ・ムシャラフはムハージルで妻はパンジャーブ人、今回のベーナズィール・ブットー元首相の帰国は民政移管の実行の他にも民族融和も目的(融和というより収拾か。シンド人の支持も得たいため)。

そこで今回起きた事件だがアルカイダ系軍閥の犯行か、ブット元首相車列への自爆テロMQMの線にCNNが言及しないのは理解できない(作為?)。それともアルカイダ系は私が思うよりやたらめったら自爆テロをするのだろうか。ブットー元首相は対テロ強硬派として報道されているが彼女の在任中にタリバーンが勢力拡大した事実を踏まえると、対テロは信念でもなんでもなく旗色をうかがっただけに思える

とはいえあまりに情報が少なすぎて判断のしようもないが

参考URI's

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  1. 2007/10/20(土) 07:02:21
  2. 時事
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